OPECも米国も増産、供給過剰懸念続く
EIA(米エネルギー情報局)が、昨晩発表した週間在庫統計7/7時点によると、米国内原油在庫は前週から756.4万バレル減の4億9535万バレル、と予想を大きく上回る取り崩しとなりました。ガソリン在庫も前週比-174.7万バレル減の2億3565.6万バレルと、いずれも取り崩しとなりました。昨晩のWTIは一時46ドル台半ばまで買われましたが、しかし46ドル台は長続きせず、その後は、6月のOPEC生産高が39.3万バレル増加したこと、EIA週報で米原油生産高が前週比5.9万バレル増の日量939.7万バレルに2週連続増加したことなどで、戻り待ちの売り場とみた投機筋の売りに押され45ドル前半まで値を消しました。
昨晩発表ののOPEC月次報告(2次情報ベース)によると、イラン産油高は前月比+1.67万増の379万バレル/day、イラク産油高が前月比+6万バレル増の450.2万バレル/day、減産免除のリビアが前月比12.7万増の85.2万バレル/day、ナイジェリアが前月比+9.67万増の173.3万バレル/day、さらに議長役のサウジアラビアまでもが、前月比+5.13万増の995万バレル/dayと、増産が相次ぎました。
米原油在庫は減っても米原油生産、リグ稼働数、OPEC生産など増加傾向に歯止めがかからず、供給過剰は続きそうです。
WTI原油は、再度42ドル近辺の下値を洗いにいきそうです。よって原油関連は売り方針で。
昨晩発表ののOPEC月次報告(2次情報ベース)によると、イラン産油高は前月比+1.67万増の379万バレル/day、イラク産油高が前月比+6万バレル増の450.2万バレル/day、減産免除のリビアが前月比12.7万増の85.2万バレル/day、ナイジェリアが前月比+9.67万増の173.3万バレル/day、さらに議長役のサウジアラビアまでもが、前月比+5.13万増の995万バレル/dayと、増産が相次ぎました。
米原油在庫は減っても米原油生産、リグ稼働数、OPEC生産など増加傾向に歯止めがかからず、供給過剰は続きそうです。
WTI原油は、再度42ドル近辺の下値を洗いにいきそうです。よって原油関連は売り方針で。