新光電工が５連騰で２年ぶり４ケタ大台復帰、国内大手証券が目標株価大幅引き上げ

　新光電気工業<6967.T>が大幅高で５連騰と気を吐いている。株価は２０１５年６月以来２年ぶりの４ケタ大台復帰を果たした。

　富士通系の半導体パッケージ総合メーカーだが足もとの業績は回復色を強めている。そのなか、ＳＭＢＣ日興証券が２１日付で同社株の投資評価を６９０円から１０００円に大幅に引き上げており、これが株高を後押しした。同証券では、静電チャックの需要回復を背景に１８年３月期に会社側が計画する営業利益５９億円（前期比８０．５％増）は超過するとの見方を示しており、従来予想の５８億円から６８億円（同２．１倍）に大幅に上方修正している。為替変動の影響は残るとしながらも、サーバー向けＭＰＵパッケージの価格が引き上げられれば、プラス材料と指摘している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）