<5/22~5/26> 来週の日経平均の動き

著者:Korosuke
投稿:2017/05/20 18:29

短期的な調整続く

早いもので5月も後半に差し掛かろうとしていますね。

だいぶ暖かくなってきて夏らしい感じになってきました。

もう今年も前半は終わろうとしていますので、ここから後半にかけてどうなるか気になるところでしょう。

日経平均を年別に見てみると、一定の周期で似たような動きをしています。

個人的には10年周期で近い動きになっていると見ているのですが、今から10年前というと2007年の相場に当たります。

2007年のチャートを見ると、7月半ばにその年の年初来高値をつけて、年後半はずるずると下がっていき年末に年初来安値をつけるような動きをしていました。

今年もはたしてそうなるのでしょうか?

今の日経平均のチャートを少し長いスパンで見てみると、6/4に中期的なトレンドが転換します。

これは大きい流れの転換点で、現時点から試算するとここを境に中期的に下降トレンドに入っていきます。

この下降期間は8月半ばまで続くので、ここから夏に向けて少し調整していくような動きに入っていくことを示しているので、ちょうど2007年と同じような動きになりそうな雰囲気ですね。

短期的なトレンドは先週の5/17が一旦の天井となって月末まで下降期間に入っているので、短期的にも下げ基調が続きます。

月末までの下降期間は少し深いところに変化日があるため、値幅を伴う調整になる可能性があると先週も書きましたが、そのようになってきました。今週も引き続きその流れは続きますので、上がったところは戻り売りの目線で見ています。

日経平均の今の適性値は19500円なので、基本的にはここを大きく下回ったら売られ過ぎ、上に行ったら買われ過ぎ、と考えれば短期的な売りと買いのタイミングがつきやすいかと思います。

一旦GW明けに空けた窓は埋めたので、少しもみ合いながら堅調に動くかもしれませんが、変化日は月末までまだだいぶ下にあるので急落には引き続き注意しておきましょう。
Korosuke
株式会社テラス
配信元: 達人の予想