◆決算発表の最終コーナーに差し掛かる
12日(金)の日経平均は、SQ明けに合わせて2万円達成の想定です。
11日(木)の日経平均は続伸、後場に中ごろに2万円目前まで上昇する場面がありました。
寄り付き時点で、1ドル=114円台の円安と日経平均の1株あたり利益(EPS)が1300円台(1303.21円)に乗せていたので、2万円を達成する準備は出来ていたと思われたのですが、短期的な過熱感との綱引きですんなりとはいきませんでした。
明日も過熱感が重しになりそうですが、オプションSQ明けに重なりますから、いったんは達成する想定です。
また、25日線かい離率の5%超えが意識されていますが、25日線の水準はこれから角度が上がりやすくなるので、かい離率が修正されやすくなることも手がかりになりそうです。
今日から25日前が19000円を割り込んで下げが加速し始めた4月4日のため、25日の平均を計算するときに、安い株価が合計からどんどん外れていくためです。
移動平均線の角度が上がり始めると、株価が横ばいでもかい離率の縮小が早くなりますし、株価が上がってもそれ以上に移動平均線が上がれば、かい離率は広がらなくなります。
一方、日経平均のEPSがアベノミクス相場以降で最高の1300円台になり、昨日のPERは安値をつけた4月14日の15.40倍を下回る15.27倍でした。
短期的な過熱感はあっても、今回はファンダメンタルの説明が付きやすい大幅上昇なので、日経平均が水準を訂正する動きなのではないかと思われます。
ただし、日経平均を1つの銘柄として判断した場合です。個別銘柄は業績で明暗を分けていますから、日経平均が上がるからほとんどの銘柄が上がるような展開ではないと思われます。
明日は1000社弱の決算発表が予定されています。週明け月曜日に380社程度が発表して今回の決算発表が一巡します。
残りの決算発表を通過して、日経平均のEPSがどこまで増加できるかが注目されそうです。
11日(木)の日経平均は続伸、後場に中ごろに2万円目前まで上昇する場面がありました。
寄り付き時点で、1ドル=114円台の円安と日経平均の1株あたり利益(EPS)が1300円台(1303.21円)に乗せていたので、2万円を達成する準備は出来ていたと思われたのですが、短期的な過熱感との綱引きですんなりとはいきませんでした。
明日も過熱感が重しになりそうですが、オプションSQ明けに重なりますから、いったんは達成する想定です。
また、25日線かい離率の5%超えが意識されていますが、25日線の水準はこれから角度が上がりやすくなるので、かい離率が修正されやすくなることも手がかりになりそうです。
今日から25日前が19000円を割り込んで下げが加速し始めた4月4日のため、25日の平均を計算するときに、安い株価が合計からどんどん外れていくためです。
移動平均線の角度が上がり始めると、株価が横ばいでもかい離率の縮小が早くなりますし、株価が上がってもそれ以上に移動平均線が上がれば、かい離率は広がらなくなります。
一方、日経平均のEPSがアベノミクス相場以降で最高の1300円台になり、昨日のPERは安値をつけた4月14日の15.40倍を下回る15.27倍でした。
短期的な過熱感はあっても、今回はファンダメンタルの説明が付きやすい大幅上昇なので、日経平均が水準を訂正する動きなのではないかと思われます。
ただし、日経平均を1つの銘柄として判断した場合です。個別銘柄は業績で明暗を分けていますから、日経平均が上がるからほとんどの銘柄が上がるような展開ではないと思われます。
明日は1000社弱の決算発表が予定されています。週明け月曜日に380社程度が発表して今回の決算発表が一巡します。
残りの決算発表を通過して、日経平均のEPSがどこまで増加できるかが注目されそうです。