◆根強いリスク回避志向 - 一時111円半ばへ上昇も、再び軟化
※ご注意:予想期間は4月12日と表示されていますが、本日(4月11日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
後退したかに見えたリスク回避(地政学的リスク)姿勢でしたが、依然として根強いものがあります。
昨日は“シリア動静”に加えて、「米空母が南太平洋に配備」「北朝鮮国境付近に中国軍が集結(こちらはあくまでも噂)」との報をキッカケに緊張感が高まりました。
米雇用統計に続き、米労働市場情勢指数が悪かった(0.4、前月比-1.1)ことも、ドル売りを促したと見られるところです。
NYタイム中盤以降はドル売りが優勢となり、米10年国債利回りが2.34%台へと低下すると、ユーロドルは1.06ドル台を回復、そして一時111円半ばへ戻していたドル円は再び110円後半へと押し戻されていきました。
なお昨日は「米経済は非常に健全」「緩やかな利上げが適切」とのイエレンFRB議長発言もありましたが、「バランスシート縮小」への言及がなかったこともあり、大きな反応は見られませんでした。
後退したかに見えたリスク回避(地政学的リスク)姿勢でしたが、依然として根強いものがあります。
昨日は“シリア動静”に加えて、「米空母が南太平洋に配備」「北朝鮮国境付近に中国軍が集結(こちらはあくまでも噂)」との報をキッカケに緊張感が高まりました。
米雇用統計に続き、米労働市場情勢指数が悪かった(0.4、前月比-1.1)ことも、ドル売りを促したと見られるところです。
NYタイム中盤以降はドル売りが優勢となり、米10年国債利回りが2.34%台へと低下すると、ユーロドルは1.06ドル台を回復、そして一時111円半ばへ戻していたドル円は再び110円後半へと押し戻されていきました。
なお昨日は「米経済は非常に健全」「緩やかな利上げが適切」とのイエレンFRB議長発言もありましたが、「バランスシート縮小」への言及がなかったこともあり、大きな反応は見られませんでした。