新日無がカイ気配スタート、車載向け電子デバイス好調で１７年３月期業績は計画上振れ

　新日本無線<6911.T>がカイ気配スタート。１０日の取引終了後、集計中の１７年３月期連結業績について、売上高が従来予想の４８５億円から４８８億円（前の期比２．１％増）へ、営業利益が１３億円から１７億５０００万円（同４４．０％減）へ、最終損益が３億円の赤字から６億円の黒字（前の期２４億９６００万円の黒字）へ上振れたようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。

　電子デバイス事業の車載・産業機器向けが好調なことに加えて、費用圧縮効果や通信デバイス製品の利益率の改善などが売上高・利益を押し上げたという。また、有価証券売却益も最終損益の黒字転換に貢献したという。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）