パンチ工業が反発し後場上昇加速、前週末の25日線割れで押し目買い入る

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/27 13:58
 パンチ工業<6165>は反発し、後場に入って上昇を加速している。前週末24日に、25日移動平均線(1178円)を割り込んで引けた(1160円)ことから、その反動もあり押し目買いが入っているようだ。

 同社は、金型用部品の国内大手メーカーで、海外向けも積極化しており、なかでも中国での売上高は全社売上高の40%以上を占めるなど根幹部分を成している。18年3月期は、為替影響による減益要因が大きく軽減され、需要拡大に伴う採算性の改善も寄与して増益幅が拡大することが予想される。

 今後は、16年10月からベトナム工場が稼働したことに象徴されるように、東南アジアやインドをはじめとして海外展開を積極化すると同時に、販売先業界別でも主力の自動車向けに加え、食品・医療・航空宇宙向けの採用拡大を目指す。時価水準で算出したPER10倍台と割安水準にある。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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