ＴＡＳＡＫＩが大幅反発、第１四半期２ケタ最終増益を好感

　ＴＡＳＡＫＩ<7968.T>が大幅反発。前週末１７日の取引終了後に発表した第１四半期（１６年１１月～１７年１月）連結決算が、売上高５４億９００万円（前年同期比２．４％減）、営業利益７億２４００万円（同９．８％減）、純利益７億９１００万円（同１７．２％増）となり、最終利益が２ケタ増益となったことが好感されている。

　韓国を中心に海外売り上げが伸長した一方、前年同期に価格改定前の駆け込み需要と訪日外国人による底上げ効果があった国内売り上げが減少し売上高・営業利益は減少した。ただ、円安による為替差益が発生し、最終利益は増益を確保した。

　なお、１７年１０月期通期業績予想は、売上高２３１億円（前期比３．７％増）、営業利益２３億５０００万円（同１１．８％減）、純利益２０億６０００万円（同２．３％増）の従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）