紙パ株が急動意、用紙値上げの動き好感し業種別値上がり率断トツ◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/21 10:10
 日本製紙<3863.T>が前日比6%超の上昇で2000円台に復帰したほか、王子ホールディングス<3861.T>も急動意、北越紀州製紙<3865.T>なども上値指向が鮮明と紙パルプセクターへの買いが際立っている。業種別騰落率では10時現在で値上がり率が3%超に達し、2位以下を大きく引き離している状況だ。

 これについて市場では「主要素材に値上げの動きが相次ぎ、そのなか日本製紙が4月出荷分から印刷用紙を15~20%値上げすると報じられたことで、紙パ株全般に見なおし機運が広がった。解散価値を下回る低PBR株の宝庫であることも買い安心感を与え、個人投資家などの短期資金が流入している」(大手ネット証券アナリスト)と指摘していた。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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