イェレンFRB議長証言待ち・・・・・

著者:柳澤浩
投稿:2017/02/14 16:28

利上げや量的引き締め示唆なら・・・・・

昨日の海外市場では重要な経済指標の発表が無かった事もあり、ドル円は方向感に欠ける展開となり、113円台後半を中心とした揉み合いに終始しました。

そんな中、ドル円は米10年国債利回りを横目に上下し、欧州時間から米国時間朝方までは、米国債利回り上昇を受けてドル円も上昇。昼頃からは、利回り伸び悩みにより、ドル円も反落する展開となりました。

本日の東京時間には、午後になって、東芝の決算問題を嫌気して日経平均株価が急落。それにフリン・米大統領補佐官辞任のニュースも加わり、ドル円は一時、113.20円台まで下げ幅を拡大しました。

今夜の海外時間には、イェレン・米FRB議長の議会証言が注目それます。議長が3月利上げを示唆したり、量的引き締めに踏み込んだ発言を行えば、米国債利回りが上昇し、ドル円も反発するものと思われます。
柳澤浩
(株)FXプライム byGMOチーフアナリスト
配信元: 達人の予想