◆決算一巡と日米首脳会談には注意したい
3日(金)の日経平均は、週末を控えて横ばいの想定です。
2日(木)の日経平均は、小幅に続伸して始まったものの、1ドル=112円台に進んだ円高に連れて大幅反落になりました。
今日だけの動きを見ると大幅下落と19000円割れでかなり下がったように感じますが、前日に上がった分を戻した範囲なので、明確な方向感が出たわけではなさそうです。
明日は雇用統計を控えた週末のため、様子見ムードでもみ合いの想定です。
一方、円高が重しになってきたので、ドル円が1ドル=112円を割れる展開になりますと、日経平均が往来から下に離れてしまう可能性には注意したい場面でしょう。
特に来週は10日に日米首脳会談を控えており、トランプ大統領から円安をけん制する発言が出たばかりなので、市場が身構えてくると考えられます。
会談がポジティブな結果になればよいのですが、ドル円は年初からじりじりと円高が進んでいるため、きっかけ次第で円高が加速してしまう可能性も考えられます。
また、個人的に懸念しているは、来週で決算が一巡すると手がかりがなくなってしまう点です。
日米首脳会談と決算一巡が重なりますし、しばらく値幅を伴った調整局面になっていないのも気がかりです。
日経平均の方向感がなくなってきましたから、上がることだけを考えず、下がったときにも備えて、臨機応変に対応できるようにした方がよいと思われます。
2日(木)の日経平均は、小幅に続伸して始まったものの、1ドル=112円台に進んだ円高に連れて大幅反落になりました。
今日だけの動きを見ると大幅下落と19000円割れでかなり下がったように感じますが、前日に上がった分を戻した範囲なので、明確な方向感が出たわけではなさそうです。
明日は雇用統計を控えた週末のため、様子見ムードでもみ合いの想定です。
一方、円高が重しになってきたので、ドル円が1ドル=112円を割れる展開になりますと、日経平均が往来から下に離れてしまう可能性には注意したい場面でしょう。
特に来週は10日に日米首脳会談を控えており、トランプ大統領から円安をけん制する発言が出たばかりなので、市場が身構えてくると考えられます。
会談がポジティブな結果になればよいのですが、ドル円は年初からじりじりと円高が進んでいるため、きっかけ次第で円高が加速してしまう可能性も考えられます。
また、個人的に懸念しているは、来週で決算が一巡すると手がかりがなくなってしまう点です。
日米首脳会談と決算一巡が重なりますし、しばらく値幅を伴った調整局面になっていないのも気がかりです。
日経平均の方向感がなくなってきましたから、上がることだけを考えず、下がったときにも備えて、臨機応変に対応できるようにした方がよいと思われます。