扶桑化学が続急伸、17年3月期業績・配当予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/02 09:32
 扶桑化学工業<4368.T>が続急伸し昨年来高値を更新している。1日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、売上高を348億円から356億円(前期比0.9%増)へ、営業利益を84億円から94億円(同29.1%増)へ、純利益を57億円から65億円(同37.8%増)へ上方修正したことが好感されている。

 第3四半期累計(16年4~12月)業績が大幅増益となったことに加えて、引き続きリンゴ酸などの果実酸類や超高純度コロイダルシリカ、ナノパウダーの出荷が好調に推移すると予測されることが要因としている。

 また、普通配当18円を予定していた期末配当について、普通配当20円と創立60周年記念の記念配当5円の計25円を実施するとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。

 なお、第3四半期累計決算は、売上高267億7500万円(前年同期比1.0%増)、営業利益73億5700万円(同33.6%増)、純利益52億円(同36.8%増)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
3,500.0
(01/10)
-15.0
(-0.42%)