合同鉄が大幅続落、販売価格是正の遅れで17年3月期営業利益予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/01/30 10:14
 合同製鉄<5410.T>が大幅続落し、10時10分現在で東証1部の値下がり率トップとなっている。前週末27日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、営業利益を28億円から21億円(前期比51.7%減)へ、純利益を26億円から19億円(同66.6%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 売上高は980億円から990億円(同1.0%減)へ上方修正したものの、主原料の鉄スクラップ価格が上昇する一方、鋼材市況悪化の影響などにより販売価格が下落し、メタルスプレッドが縮小していることに加えて、販売価格是正の遅れなどが響くとしている。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(16年4~12月)決算は、売上高722億2500万円(前年同期比6.9%減)、営業利益20億5800万円(同36.0%減)、純利益18億4000万円(同48.9%減)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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