古野電気が値下がり率トップ、第3四半期33%最終減益を嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/01/16 14:37
 古野電気<6814.T>が急反落し、東証1部の値下がり率トップとなっている。前週末13日の取引終了後に発表した第3四半期累計(16年3~11月)連結決算が、売上高593億6300万円(前年同期比11.3%減)、営業利益24億6900万円(同9.0%減)、純利益18億1200万円(同32.6%減)と大幅最終減益で着地したことが嫌気されている。

 ETC車載器などが好調に推移した産業用事業は売り上げが増加したものの、主力の舶用事業は円高の影響などもあり、海外売上高が減少した。また、為替差損が7億5600万円発生し、営業外費用が増加したことも最終利益を圧迫した。

 なお、17年2月期通期業績予想は、売上高810億円(前期比9.7%減)、営業利益17億円(同41.6%減)、純利益12億円(同54.3%減)の従来予想を据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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