明日の東京株式市場見通し
12日の東京株式市場は、日本時間今夜に予定されているトランプ次期米大統領の公式記者会見で、ドル高けん制や過度な保護主義的な発言が飛び出さない限り、イベント通過による心理的な警戒感が解消され、自律的な買いが先行する展開が予想される。
市場関係者からは「万が一、トランプ氏からドル高けん制発言があったにしても、市場の反応は一時的にとどまりそうだ。長期金利上昇傾向が続く米国と、日銀によるイールドカーブ・コントロール(長短金利操作)で、長期金利の低位安定が担保されている日本の状況を考慮すれば、中期的な円安・ドル高進行に変化はない」との見方が出ていた。
11日の東京株式市場は、前日まで日経平均株価が3日続落していたことを受け、主力株中心に押し目買いが優勢となった。ただ、トランプ次期米大統領の記者会見を目前にして、後場は手控え姿勢が強まった。日経平均株価終値は、前日比63円23銭高の1万9364円67銭と4日ぶりに反発した。
市場関係者からは「万が一、トランプ氏からドル高けん制発言があったにしても、市場の反応は一時的にとどまりそうだ。長期金利上昇傾向が続く米国と、日銀によるイールドカーブ・コントロール(長短金利操作)で、長期金利の低位安定が担保されている日本の状況を考慮すれば、中期的な円安・ドル高進行に変化はない」との見方が出ていた。
11日の東京株式市場は、前日まで日経平均株価が3日続落していたことを受け、主力株中心に押し目買いが優勢となった。ただ、トランプ次期米大統領の記者会見を目前にして、後場は手控え姿勢が強まった。日経平均株価終値は、前日比63円23銭高の1万9364円67銭と4日ぶりに反発した。