サクセスＨＤが反発、東京都が１０００億円超の保育事業費を盛り込むと報じられる◇

　サクセスホールディングス<6065.T>が反発。きょう付の読売新聞で、「保育所などに入れない待機児童の解消に向け、東京都は、２０１７年度の当初予算案に、過去最大となる１０００億円超の保育事業費を盛り込む方針を固めた」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。

　記事によると、保育士不足に対応するため、都内の保育所に対し、保育士１人あたり月額約２万円を新たに補助するほか、産休明けの保育士に対してはベビーシッター代として最大で月額２８万円を助成し待遇改善につなげるという。これにより、補助金増による業績への寄与を期待した買いが同社やＪＰホールディングス<2749.T>などに入っているようだ。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）