2017年相場の始まり 今年の相場の行方は?
明けましておめでとうございます。
2017年の相場が始まりますが、年初になると今年の相場はどうなるか?というのをよく聞かれます。
結論から言ってしまえば、そんなことはわかりません。
よく今年の日経平均は○○円になる!というような大胆な予想を見かけますが、当たったとしてもそれは「たまたま」当たった
だけだと考えていいでしょう。
たとえば、昨年2016年の年初にも今年は日経平均○○円になる!という予想が年初にたくさん出ていたと思いますが、その通りになった人はどれほどいるでしょうか。
こういう理由で○○円まで上昇するという根拠まで書いたとしても、イギリスのEU離脱やトランプ政権の誕生など、去年の今頃想定できた人などいないでしょう。
つまり、時間軸が長すぎるとその間に株価に影響を及ぼす外的要因が多数発生するため、1年後の株価を予測することなど不可能なのです。
とはいっても、まったく予想ができないということではありません。
過去の何年、何十年というチャートを分析してある程度の傾向を掴むと、2か月~3か月先の大きい流れまではある程度予測することができます。
まず、年初ですが、昨年からの流れを引き継いで大発会は強い相場になるかもしれません。
ただ、中期的なトレンドが大発会を起点として大きく変わり、ここから1月、2月までは下降期間に入ります。
そのため、残念ながら2月までは高値を抜けていくような相場にはならず、高値圏で堅調に推移するものの、どこかで崩れて、場合によっては大きな値幅調整となるような小規模な暴落もあるかもしれません。
一番怖いのは1月半ばあたりと、2月の初めあたりになります。この時点で株価がどう動いたかを分析することで、3月、4月の動きが予想できるようになりますので、現時点で判断できるのは、1月、2月は比較的調整色が強く下げやすい相場になるということです。
それが、暴落の初動なのか、上昇相場の押し目なのかは今の時点でははっきりは分かりません。
また、年初なのでもう一つ注目しておきたいのは、原油の動きです。
もし、日経平均が20000円を越えてくるとしたら、その原動力はオイルマネーが日本市場に入ってくるかどうかです。
原油は長らく売りこまれて大きく下落していましたが、昨年11月あたりからようやく底をつけて大きなトレンドが転換してきたように思います。
上値余地は大きいので、このまま順調に原油が上昇してくると、日経平均も連動して上がってきて20000円どころかそれ以上まで上がる可能性は十分あるでしょう。
ただ、これもあくまで参考程度で、投資の基本はトレンドに影響されないデイトレと短期的な相場の流れを掴むことになるので、少し気にしてみておくくらいがいいでしょう。
まずは、1月、2月までの相場を乗り切っていきましょう!
2017年の相場が始まりますが、年初になると今年の相場はどうなるか?というのをよく聞かれます。
結論から言ってしまえば、そんなことはわかりません。
よく今年の日経平均は○○円になる!というような大胆な予想を見かけますが、当たったとしてもそれは「たまたま」当たった
だけだと考えていいでしょう。
たとえば、昨年2016年の年初にも今年は日経平均○○円になる!という予想が年初にたくさん出ていたと思いますが、その通りになった人はどれほどいるでしょうか。
こういう理由で○○円まで上昇するという根拠まで書いたとしても、イギリスのEU離脱やトランプ政権の誕生など、去年の今頃想定できた人などいないでしょう。
つまり、時間軸が長すぎるとその間に株価に影響を及ぼす外的要因が多数発生するため、1年後の株価を予測することなど不可能なのです。
とはいっても、まったく予想ができないということではありません。
過去の何年、何十年というチャートを分析してある程度の傾向を掴むと、2か月~3か月先の大きい流れまではある程度予測することができます。
まず、年初ですが、昨年からの流れを引き継いで大発会は強い相場になるかもしれません。
ただ、中期的なトレンドが大発会を起点として大きく変わり、ここから1月、2月までは下降期間に入ります。
そのため、残念ながら2月までは高値を抜けていくような相場にはならず、高値圏で堅調に推移するものの、どこかで崩れて、場合によっては大きな値幅調整となるような小規模な暴落もあるかもしれません。
一番怖いのは1月半ばあたりと、2月の初めあたりになります。この時点で株価がどう動いたかを分析することで、3月、4月の動きが予想できるようになりますので、現時点で判断できるのは、1月、2月は比較的調整色が強く下げやすい相場になるということです。
それが、暴落の初動なのか、上昇相場の押し目なのかは今の時点でははっきりは分かりません。
また、年初なのでもう一つ注目しておきたいのは、原油の動きです。
もし、日経平均が20000円を越えてくるとしたら、その原動力はオイルマネーが日本市場に入ってくるかどうかです。
原油は長らく売りこまれて大きく下落していましたが、昨年11月あたりからようやく底をつけて大きなトレンドが転換してきたように思います。
上値余地は大きいので、このまま順調に原油が上昇してくると、日経平均も連動して上がってきて20000円どころかそれ以上まで上がる可能性は十分あるでしょう。
ただ、これもあくまで参考程度で、投資の基本はトレンドに影響されないデイトレと短期的な相場の流れを掴むことになるので、少し気にしてみておくくらいがいいでしょう。
まずは、1月、2月までの相場を乗り切っていきましょう!