人材サービス関連が一斉高、政策フォローや時流を追い風に商機広がる◇

　アウトソーシング<2427.T>、ＵＴグループ<2146.T>、フルキャストホールディングス<4848.T>、夢真ホールディングス<2362.T>、ディップ<2379.T>、エン・ジャパン<4849.T>、テクノプロ・ホールディングス<6028.T>、ウィルグループ<6089.T>など人材関連株が軒並み高に買われている。

　記録的な有効求人倍率にも反映されるように、企業の人材需要は旺盛であり、安倍政権が掲げる「働き方改革」などの政策後押しも人材関連業界のビジネスチャンスを広げる追い風要因として意識されている。市場では「電通<4324.T>の問題などで、企業も１人当たりの負担を考慮して物理的に人員を補充していく必要性に迫られ、それだけ人材サービス業界のニーズが高まるという見方にもつながる」（国内ネット証券大手）という指摘があった。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）