<動意株・22日>(前引け)=デジタルデザイン、大倉工業、東応化

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/12/22 11:38
 デジタルデザイン<4764.T>=一時ストップ高。同社は21日の取引終了後、子会社のDDインベストメントを通じて、リゾーム(東京都中央区)とステラリンク(東京都)と地方創生事業を目的とした資本・業務提携を行うと発表した。今回の提携により、リゾームとステラリンクに対し、第三者割当により発行される新株式と新株予約権を発行。リゾームに普通株式4万7093株および新株予約権42万3833個で発行済株式総数に対する割合17.50%、ステラリンクに普通株式2万182株および新株予約権18万1642個で、発行済株式総数に対する割合7.49%を割り当てる。

 大倉工業<4221.T>=急反発し、年初来高値更新。同社は21日の取引終了後、16年12月期の連結業績予想について、売上高を845億円から855億円(前期比0.6%減)へ、営業利益を31億5000万円から46億円(同95.4%増)へ、純利益を20億円から24億円(同2.0倍)へ上方修正したことが好感されている。従来予想では、第3四半期以降、期末に向けて業績は次第に下降していくと予想していたが、第2四半期までの傾向が第4四半期まで続いていることから、上方修正したという。また、業績予想の修正に伴い、従来7円50銭を予定していた期末一括配当を10円に引き上げるとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。前期実績の7円50銭に対しては2円50銭の増配となる予定だ。

 東京応化工業<4186.T>=大幅高。ビッグデータ普及などを背景にデータセンターの新設需要が旺盛で、半導体の大容量・高速化ニーズが高まっている。自動車の電装化進展やスマートフォンの高機能化なども高集積化された半導体需要を喚起しており、革新的な3次元NAND型メモリーの出現なども関連企業のビジネスチャンスを膨らませている。そのなか、レジストなど電子材料を手掛ける同社はKrFレジストで世界シェアトップを誇り、同商品は3次元NAND製造で使用される厚膜レジスト向けに使用量の増加が見込まれることから改めて物色人気が高まっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
65.0
(03/29)
+1.0
(+1.56%)
3,105.0
(11/29)
-10.0
(-0.32%)
3,579.0
(11/29)
-18.0
(-0.50%)