決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … エイチーム、フリービット、サムコ (12月9日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の12月8日から9日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　エイチーム <3662>
　17年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比40.8％減の2.9億円に落ち込んだが、8-1月期(上期)計画の3億円に対する進捗率は97.3％に達し、4年平均の54.8％も上回った。

▲No.2　ミサワ <3169>
　17年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結最終損益は8700万円の赤字(前年同期は6800万円の黒字)に転落した。

▲No.3　サムコ <6387>
　17年7月期第1四半期(8-10月)の経常損益(非連結)は1.7億円の赤字(前年同期は1.6億円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3662> エイチーム 　　東１　　 -7.14 　 12/ 9　　　1Q　　　-40.77
<3169> ミサワ 　　　　東１　　 -3.23 　 12/ 9　　　3Q　　　-98.69
<6387> サムコ 　　　　東１　　 -1.81 　 12/ 9　　　1Q　　　　赤転
<3770> ザッパラス 　　東１　　 -1.15 　 12/ 9　　上期　　　-97.96
<3843> フリービット 　東１　　 -0.12 　 12/ 9　　上期　　　 41.96

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース