建設株が軒並み高、国内大手証券がゼネコン大手など5銘柄の目標株価引き上げ◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/12/06 10:25
 大成建設<1801.T>大林組<1802.T>清水建設<1803.T>鹿島<1812.T>の大手ゼネコンのほか戸田建設<1860.T>などが上昇、建設株に物色の矛先が向いている。

 5日発行でSMBC日興証券が上記5社の目標株価を一斉に引き上げており、これが株高思惑を後押ししているようだ。大成建は890円から950円に、大林組は1240円から1300円に、清水建は1100円から1170円に、鹿島は880円から900円に、戸田建は580円から600円にそれぞれ引き上げた。なお、投資評価は大林組と清水建が「1」で大成建、鹿島、戸田建を「2」に設定している。そのなか、大林組は大手ゼネコンのなかでも割安感から、現時点のトップピックと位置づけており、増配や次期中期経営計画に注目という。また、清水建は17年3月期に23年ぶりとなる営業利益1000億円台到達が見込まれ、 堅調な業績を背景にさらなる増配や自社株買いが期待されるとの見方を示している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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