<動意株・30日>(大引け)=サノヤスHD、安川情報、WASHハウスなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/30 15:22
 サノヤスホールディングス<7022.T>=大幅続伸。任天堂<7974.T>が29日、米ユニバーサル・パークス&リゾーツ(フロリダ州)と、来場者が任天堂ゲームの世界を実体験できるテーマパークを大阪、オーランド(米フロリダ州)、ハリウッド(米カリフォルニア州)の3カ所で展開すると発表したことが材料視されている。サノヤスHDでは、子会社サノヤス・インタラクションズが、大阪府吹田市の万博記念公園内の大型複合施設「エキスポシティ」で、国内で唯一ポケモンと話せるエンターテインメント施設「ポケモンEXPOジム」を運営。同じ大阪府内のUSJ内に新たなテーマパークが誕生することで、相乗効果により同施設の来場者数増加などへの思惑が働いている。

 安川情報システム<2354.T>=大幅高。同社はきょう、リンナイ<5947.T>の業務用給湯器の遠隔保守システムにIoTサービスが採用されたと発表した。リンナイの新「保守メンテナンス」は業務給湯器に遠隔監視ユニットを搭載し、器具の使用状況をお客様センターで把握することで、適切な保守を適宜実施することが可能になり、器具を正常な状態に保つことができるという。

 WASHハウス<6537.T>=一時ストップ高。同社は、29日の取引終了後に提出された大量保有報告書で、レオス・キャピタルワークス(東京都千代田区)が22日時点で27万9400株(保有割合8.61%)保有していることが明らかになり、需給思惑が働いているようだ。なお、保有目的は純投資としている。

 メタップス<6172.T>=一時ストップ高。同社が研究開発に取り組んでいる人工知能「Laplace(ラプラス)」に対する期待感が高まっているもよう。同社はこの研究開発を決済、通貨、融資、投資、保険などにおける新しいFinTechサービスの創出に役立てることを目指しているが、前日に定款の一部変更を発表したことで人気に拍車がかかるかたちとなっているようだ。

 日東精工<5957.T>=大幅続伸し年初来高値を更新。同社は29日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これを好材料視した買いが入っている。上限を30万株(発行済み株数の0.78%)、または1億5000万円としており、取得期間は12月1日から12月22日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためとしている。

 黒田精工<7726.T>=ストップ高で、年初来高値更新。同社はきょう、独自開発した金型内接着積層工法「Glue FASTEC」を用いて製造したモーターコアが、最先端エコカーに相次いで採用されたと発表。これが材料視されているようだ。燃料電池自動車(水素燃料電池自動車)の駆動用モーター向けに採用され製造販売が始まったことに加え、米国の電気自動車のメインモーターにGlue FASTECモーターコアが採用されることが決まったという。会社側では、Glue FASTECによる接着積層コアは電機部品向けに量産の実績を積んできており、その実績と優れた特性が評価されて、このほど自動車の駆動用モーターとして初めて量産採用が決まったとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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