１７５００円台奪回に向かって続伸の想定 トランプショック消化で仕切り直し

◆ＮＹダウと円安の高値更新に連動して戻り高値トライか？

１１日（金）の日経平均は、続伸で戻り高値トライを想定します。

１０日（木）の日経平均は、トランプショックから一転して急反発になりました。

前日の１０００円安から１０００円高とジェットコースターのような相場展開なので、目先は乱高下も考えられますが、続伸を想定する手がかりはＮＹダウとドル円の水準です。

昨晩のＮＹダウは大幅上昇して１８５８９ドルで終わりました。終値ベースの今年８月につけた史上最高値は１８６３６ドルで、あと５０ドル程度で届く水準です。

ＮＹダウは３日続伸で短期的な過熱感がありますが、今晩にも史上最高値更新の可能性があります。

また、ドル円相場は１ドル＝１０５円台から１０１円台の急速な円高から『いって来い』のように感じますが、詳しく見ると１０月２８日の円安水準を超えて、戻り高値を更新しています。

ＮＹダウ、ドル円相場が高値を更新したのに連動して、日経平均も高値を更新するシナリオです。

日経平均の戻り高値は１１月１日の１７４７３円で、心理的な節目の１７５００円に届きそうで届きませんでした。

大統領選挙の波乱はありましたが、仕切り直しで高値更新にトライする展開と見て、明日は続伸を想定します。