明日の東京株式市場見通し
9日の東京株式市場は、刻々と伝えられる米大統領選の開票状況を注視しながらの神経質な展開となりそうだ。よほどの接戦とならなければ、取引時間中に大勢は判明するものと予想される。ただ、選挙人の獲得数などで、事前の予想に比べて大きな隔たりが生じた場合は波乱相場となる可能性もある。
市場関係者からは「クリントン大統領誕生となっても、同時に行われる議会選挙で、下院は共和党が過半数を占めるとの見方が多く、いわゆる“上院・下院でのねじれ状態”を懸念する声もある。また、クリントン氏勝利に伴う株価上昇は、現地7日のNYダウ平均株価371ドル高によってほぼ織り込まれたのではないか」との見方が出ている。
8日の東京株式市場は、朝方買い優勢でスタートしたものの、次第に日経平均株価の上値は重くなり、前場中盤にはマイナス圏に沈む場面もあった。ただ、売り圧力も限定的で、その後は前日終値を挟んでの小動きに終始し、日経平均株価終値は、前日比5円83銭安の1万7171円38銭と小幅反落した。ただし、TOPIX(東証株価指数)は前日比プラスで引けた。
市場関係者からは「クリントン大統領誕生となっても、同時に行われる議会選挙で、下院は共和党が過半数を占めるとの見方が多く、いわゆる“上院・下院でのねじれ状態”を懸念する声もある。また、クリントン氏勝利に伴う株価上昇は、現地7日のNYダウ平均株価371ドル高によってほぼ織り込まれたのではないか」との見方が出ている。
8日の東京株式市場は、朝方買い優勢でスタートしたものの、次第に日経平均株価の上値は重くなり、前場中盤にはマイナス圏に沈む場面もあった。ただ、売り圧力も限定的で、その後は前日終値を挟んでの小動きに終始し、日経平均株価終値は、前日比5円83銭安の1万7171円38銭と小幅反落した。ただし、TOPIX(東証株価指数)は前日比プラスで引けた。