オエノンHDが16年12月期営業利益予想を上方修正、原材料価格やエネルギーコストを低減

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/04 15:34
 オエノンホールディングス<2533.T>がこの日の取引終了後、16年12月期の連結業績予想について、売上高を814億円から805億円(前期比2.2%減)へ下方修正した一方、営業利益を17億円から20億5000万円(同26.6%増)へ上方修正した。

 甲類焼酎や乙類焼酎は前年を上回るものの、酒類事業全体では市場の停滞や競争激化により苦戦し、また、酵素医薬品事業も主力の輸出用ラクターゼ(乳糖分解酵素)が為替の影響を大きく受けることから売上高は下振れる見通し。一方、原材料価格やエネルギーコストの低減のほか、物流費の削減などの利益率の改善努力が実を結び、営業利益は上振れるとしている。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高569億4700万円(前年同期比2.0%減)、営業利益12億9800万円(同2.5倍)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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