来週の東京株式市場見通し
来週の東京株式市場は、3日文化の日の祝日を挟んでの4営業日となる。欧米の長期金利に上昇圧力がかかるなか、米金利の年内引き上げの可能性が一段と高まっていることを背景に、外国為替市場での円安進行機運が継続し、株式市場は堅調な推移が見込まれる。日経平均株価の想定レンジは、1万7200~1万7700円とする。
来週開催される日米の金融政策決定に関するイベントでは、両国の中央銀行共に「現状維持」で通過するとの見方が多い。そのなかで、現状1ドル=105円台前半まで進行してきた円安・ドル高は、佳境を迎える4~9月期の算発表や、17年3月期通期業績見通し対して、ガイダンスリスクを軽減させる効果が望めそうだ。
市場関係者からは「輸出関連の主力企業は、下期想定為替レートを、1ドル=100~105円程度としているところも多い。従って、円高による業績悪化イメージはかなり払拭されくる」との見方が出ていた。
テクニカル面では、4月25日の取引時間中高値の1万7613円を上回ってくると、新たな上昇局面を迎えることになる。ただ、騰落レシオなど株価指標面では過熱感を示唆していることから、短期的な調整の可能性は十分あり得そうだ。
来週開催される日米の金融政策決定に関するイベントでは、両国の中央銀行共に「現状維持」で通過するとの見方が多い。そのなかで、現状1ドル=105円台前半まで進行してきた円安・ドル高は、佳境を迎える4~9月期の算発表や、17年3月期通期業績見通し対して、ガイダンスリスクを軽減させる効果が望めそうだ。
市場関係者からは「輸出関連の主力企業は、下期想定為替レートを、1ドル=100~105円程度としているところも多い。従って、円高による業績悪化イメージはかなり払拭されくる」との見方が出ていた。
テクニカル面では、4月25日の取引時間中高値の1万7613円を上回ってくると、新たな上昇局面を迎えることになる。ただ、騰落レシオなど株価指標面では過熱感を示唆していることから、短期的な調整の可能性は十分あり得そうだ。