ディーエムエスが続急伸、１７年３月期業績予想と配当予想を上方修正

　ディーエムエス<9782.T>が続急伸し年初来高値更新。２６日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、売上高を２２０億４００万円から２２７億４００万円（前期比７．６％増）へ、営業利益を１１億４００万円から１２億４００万円（同１５．０％増）へ、純利益を７億２２００万円から７億８７００万円（同１４．４％増）へ上方修正したことが好感されている。

　既存顧客の取引窓口の拡大や物流サービスの新規受注が奏功したことで、主力のダイレクトメール事業が堅調に推移したことが売上高を押し上げた。また、本格展開している物流サービスの業務効率改善も利益押し上げに寄与した。

　なお、業績予想の修正に伴い、従来１５円を予定していた期末一括配当を２円引き上げて１７円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されている。

　同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高１０７億４５００万円（前年同期比１０．９％増）、営業利益４億５１００万円（同２７．２％増）、純利益３億７００万円（同２５．１％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）