日鍛バルが急反落、不適切な会計処理が判明し第2四半期決算の発表を延期

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/10/26 10:29
 日鍛バルブ<6493.T>が急反落している。25日の取引終了後、本社工場(神奈川県秦野市)、堀山下工場(同)、山陽工場(山口県山陽小野田市)で不適切な会計処理が行われていたことが判明し、これに伴い第2四半期決算の発表を延期すると発表しており、これを嫌気した売りが出ている。

 堀山下工場で棚卸資産が過大に計上されている疑いが発見され、その後、仕掛品として加工中の品物を完成品として計上していたことが判明。これを受けて、他の工場にヒアリングを実施した結果、本社工場内で仕掛品・完成品の在庫に不適切な計上があることが判明し、さらに山陽工場で、材料などに架空の在庫を計上していることが判明したとしている。なお、この結果、棚卸資産の在庫金額を合計で約2億円過大に計上したという。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
253.0
(12/30)
+4.0
(+1.60%)