小林製薬(4967)2回目の上方修正で上場来高値を更新できるか?

著者:市原義明
投稿:2016/10/23 14:38

◆7月28日に続いて2回目の上方修正を発表

◆7月28日に続いて2回目の上方修正を発表

家庭用の芳香剤最大手の小林製薬(4967)に注目します。

週末(21日)の取引終了後に、2016年12月期の上期決算の上方修正を発表、前回予想から売上高+1.8%、営業利益+11.3%、経常利益+9.4%と好調な業績予想でした。

前回の決算シーズンである7月28日にも上方修正をしており、連続の上方修正で今後の業績に期待ができそうです。

一方、株価は昨年の8月高値(5385円)を上回り、10月7日に5420円の上場来高値を更新しました。業績の期待感が高かったのだと思われます。

その後は高値警戒感もあったと見られ、3週間の足踏みが続いていました。先週末にちょうど25日線にタッチしているため、調整からどちらに動くかの分岐点になりそうです。

週末の上方修正をきっかけに上昇となれば、25日線タッチからの反転上昇となり、高値保ち合いからの一段高に期待できそうです。

一方、好決算でも材料出尽くしで下がるようだと、高値保ち合いから25日線割れとなるので、少し大きめの調整になるかもしれません。

ただし、大きめの調整になった場合は、上昇トレンドの押し目買いパターンになりそうです。
市原義明
株式会社ストックゲート 執行役員兼営業部長
配信元: 達人の予想

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
5,764.0
(10/04)
-17.0
(-0.29%)