近畿車両が大幅反落、受注損失引当金の計上を発表

　近畿車両<7122.T>が大幅反落。２０日の取引終了後、第２四半期に受注損失引当金を計上する見込みとなったと発表しており、業績下振れへの警戒感から売りが出ているようだ。

　受注した案件において円高の影響により減収となることに加えて、予定原価を大幅に上回る原価発生が見込まれ、損失を計上することが明らかになったとしており、現時点での見積もり原価をもとに将来発生が見込まれる損失を受注損失引当金として計上するという。

　計上する金額は精査中としているが、約１１０億円に上る見込み。なお、１７年３月期業績予想の修正については現在精査中としている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）