◆動きの鈍い日経平均を横目に元気な小型株
20日(木)の日経平均は、5日ぶりの反落を想定します。
19日(水)の日経平均は、海外株高や午前に発表された中国の経済指標発表で波乱なく通過したため、日経平均は4日続伸になりました。
日経平均のチャートは4日連続で陽線が並び、5日線も上向きになっているため、基調は強そうに感じます。
しかし、売買代金は2兆円を大きく割り込む薄商いが続き、4日続伸でも主力大型株の動きは乏しく、膠着感の強い展開でした。
一方、ドル円相場は1ドル=104円台を割り込み、103円台中盤まで押し返されています。日経平均の上昇を支えているのが円安傾向と見ているため、20日は反落の想定です。
ただし、今の相場状況は小型株物色が中心になっているため、日経平均の動きでは地合いがわからないと思います。
19日の相場で象徴的だったのが、東証2部指数の上昇でした。東証2部指数は5日続伸で大幅高となり、年初2月の戻り高値に接近しています。
日経平均と比較すると17900円の水準ですから、動かない日経平均を横目に小型株に短期資金が向かっているのが今の相場展開です。
売買代金は増えていませんが、東証1部も小型株中心に値上がり銘柄数が多いので、個人投資家の感覚は強気に傾いているのではないかと思われます。
大型株を中心に買って長く持つ中長期投資家の視点と、値動きのよい銘柄を中心に短期売買をする投資家の視点はまったく違うでしょうから、日経平均の動きに相場の状況が現れないのだと考えられます。
日経平均は反落想定ですが、右肩上がりのトレンドラインと17000円を上値ラインにした三角保ち合いの頂点に向かって、値動きの少ない横ばいが続くと考えています。
なお、短期資金でにぎわっている小型株の勢いにつられて高値つかみしてしまう可能性もある相場状況ですから、リスク管理は忘れないようにしてください。
19日(水)の日経平均は、海外株高や午前に発表された中国の経済指標発表で波乱なく通過したため、日経平均は4日続伸になりました。
日経平均のチャートは4日連続で陽線が並び、5日線も上向きになっているため、基調は強そうに感じます。
しかし、売買代金は2兆円を大きく割り込む薄商いが続き、4日続伸でも主力大型株の動きは乏しく、膠着感の強い展開でした。
一方、ドル円相場は1ドル=104円台を割り込み、103円台中盤まで押し返されています。日経平均の上昇を支えているのが円安傾向と見ているため、20日は反落の想定です。
ただし、今の相場状況は小型株物色が中心になっているため、日経平均の動きでは地合いがわからないと思います。
19日の相場で象徴的だったのが、東証2部指数の上昇でした。東証2部指数は5日続伸で大幅高となり、年初2月の戻り高値に接近しています。
日経平均と比較すると17900円の水準ですから、動かない日経平均を横目に小型株に短期資金が向かっているのが今の相場展開です。
売買代金は増えていませんが、東証1部も小型株中心に値上がり銘柄数が多いので、個人投資家の感覚は強気に傾いているのではないかと思われます。
大型株を中心に買って長く持つ中長期投資家の視点と、値動きのよい銘柄を中心に短期売買をする投資家の視点はまったく違うでしょうから、日経平均の動きに相場の状況が現れないのだと考えられます。
日経平均は反落想定ですが、右肩上がりのトレンドラインと17000円を上値ラインにした三角保ち合いの頂点に向かって、値動きの少ない横ばいが続くと考えています。
なお、短期資金でにぎわっている小型株の勢いにつられて高値つかみしてしまう可能性もある相場状況ですから、リスク管理は忘れないようにしてください。