藤倉ゴム、オリコンなど大幅高、マグネシウム電池関連で投機資金の攻勢継続
前日にストップ高で大引け比例配分となった藤倉ゴム工業<5121.T>がカイ気配スタートとなり、前日比72円高の622円まで上値を伸ばしたほか、同じく前日に値幅制限いっぱいまで買われたオリコン<4800.T>がカイ気配のまま水準を切り上げ、48円高の337円で寄りついた。ホンダ<7267.T>が埼玉県産業技術総合センターとの共同研究により、世界で初めてマグネシウムを使い、繰り返し充電できる2次電池の実用化にメドを付けたと伝わったことで、関連銘柄に物色資金が集中した。藤倉ゴムはマグネシウム電池を開発中、オリコンは子会社がマグネシウムの精錬技術を研究していることが買いの手掛かり。ただ、多分にマネーゲーム的な要素もあり、前日同様に関連銘柄として人気化した日本バルカー工業<7995.T>や倉元製作所<5216.T>などは、きょうは売りが先行している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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