◆輸出関連の片輪走行で商いが盛り上がらない?
12日(水)の日経平均は横ばいを想定します。
11日(火)の日経平均は、連休中に雇用統計後の円高、株安を取り返す格好になり、17000円の大台を1ヶ月ぶりに回復しました。
日経平均よりもドル円相場の円安転換が形になってきたので、円安が下支えになりそうです。
日経平均は9月7日以来の17000円台回復でしたが、ドル円相場が同じ時期に104円30銭程度の円安だったことを考えると、為替水準に連動して大台を回復したと見られます。
そうなると、ドル円相場が9月の戻り水準である1ドル=104円30銭どころを超えてくるかが、日経平均の一段高の鍵になりそうです。
ただし、業種の動きを見ると、輸出関連や原油関連の上昇が目立っている一方で、内需関連や金融関連などの動きの鈍さも目立っています。
また、東証1部の売買代金は、10月に入ってから2兆円台に乗せたことがありません。ボリュームが増えないのは、円安を好感した輸出関連の片輪走行で、市場全体にカサ上げしていないためだと思われます。
これらの状況から、勢いのある続伸は難しいのではないかと考えています。
日経平均は短期的なトレンドを示す5日線は右肩上がりが続いていますが、11日時点の5日線は16867円なので、続伸すると5日線から大きく離れる勢いのある上昇になります。
勢いのある上昇は難しいと考えていますが、短期上昇トレンド型で押し目買いも入りやすいと考えられるため、11日の陽線にはらむ(前日のローソク足の中に株価が入る)上昇一服になると考えています。
11日の日経平均は高値17074円、安値16931円ですから、この範囲のもみ合いを想定します。
11日(火)の日経平均は、連休中に雇用統計後の円高、株安を取り返す格好になり、17000円の大台を1ヶ月ぶりに回復しました。
日経平均よりもドル円相場の円安転換が形になってきたので、円安が下支えになりそうです。
日経平均は9月7日以来の17000円台回復でしたが、ドル円相場が同じ時期に104円30銭程度の円安だったことを考えると、為替水準に連動して大台を回復したと見られます。
そうなると、ドル円相場が9月の戻り水準である1ドル=104円30銭どころを超えてくるかが、日経平均の一段高の鍵になりそうです。
ただし、業種の動きを見ると、輸出関連や原油関連の上昇が目立っている一方で、内需関連や金融関連などの動きの鈍さも目立っています。
また、東証1部の売買代金は、10月に入ってから2兆円台に乗せたことがありません。ボリュームが増えないのは、円安を好感した輸出関連の片輪走行で、市場全体にカサ上げしていないためだと思われます。
これらの状況から、勢いのある続伸は難しいのではないかと考えています。
日経平均は短期的なトレンドを示す5日線は右肩上がりが続いていますが、11日時点の5日線は16867円なので、続伸すると5日線から大きく離れる勢いのある上昇になります。
勢いのある上昇は難しいと考えていますが、短期上昇トレンド型で押し目買いも入りやすいと考えられるため、11日の陽線にはらむ(前日のローソク足の中に株価が入る)上昇一服になると考えています。
11日の日経平均は高値17074円、安値16931円ですから、この範囲のもみ合いを想定します。