日立国際が大幅高で年初来高値更新、熱処理成膜装置で3次元NAND需要取り込む

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/09/29 13:08
 日立国際電気<6756.T>が上昇、一時80円高の1895円まで水準を切り上げ1カ月ぶりに年初来高値を更新した。

 あらゆるものをインターネットとつなぐIoT時代の到来で、データセンターの大容量化・高速化投資が加速する流れにある。半導体も従来型の平面型ではなく立体方向に積層化された3次元NAND型メモリー関連の設備投資需要が高まりをみせている。そのなか、同社は熱処理技術で高実績を誇り、サーマルプロセス装置(熱処理成膜装置)で群を抜くシェアを持っている。これが来18年3月期以降の業績に大きく反映される可能性が指摘されている。17年3月期は営業利益段階で前期比22%減の126億円を見込んでいるが、国内中堅証券企業調査部では18年3月期について225億円(今期予想比78.5%増)を試算している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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