売買戦略の検討を
日経平均株価は9月21日、日銀会合の結果を受けて1万6,823円円まで上昇しました。前回「下落すればリバウンドも期待できますので、下落時に空いた窓を埋めに向かう可能性があるる」と解説しました。短期的な過熱感が薄れたこと、イベントで買い安心感が出たことで、下落の過程で空けた直近の窓を埋め、想定レンジ内でリバウンドに転じた一週間でした。
なお、FOMC(米連邦公開市場委員会)で12月に利上げを行う可能性が示唆されましたが、すぐには利上げが行われないことで、ドル買い基調が若干弱まる状況となりました。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを見る限りでは、日経平均株価が9月5日につけた目先の天井から下落する過程で空けた二つの窓の一つを、日銀会合の結果を受けた大幅上昇で埋めました。ただ、上値抵抗線を抜けたわけではなく、リバウンドの域を超えたか判断できない状況です。現在のトレンドが続く間はもみ合いが続く可能性が高いと考えらます。短期的なレンジの上値は1万7,150円、下は1万6,250円、それぞれプラスマイナス150円とします。
個人投資家としての注目は、日銀がこれまで行ってきたETFの買い入れの内、2.7兆円がTOPIX連動型ETFとなった事です。動く銘柄、動かない銘柄の選別が進む可能性が高いですから、意識した投資戦略をとり、銘柄によってはポジションの再構築を図ってもよかもしれませんね。
なお、FOMC(米連邦公開市場委員会)で12月に利上げを行う可能性が示唆されましたが、すぐには利上げが行われないことで、ドル買い基調が若干弱まる状況となりました。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを見る限りでは、日経平均株価が9月5日につけた目先の天井から下落する過程で空けた二つの窓の一つを、日銀会合の結果を受けた大幅上昇で埋めました。ただ、上値抵抗線を抜けたわけではなく、リバウンドの域を超えたか判断できない状況です。現在のトレンドが続く間はもみ合いが続く可能性が高いと考えらます。短期的なレンジの上値は1万7,150円、下は1万6,250円、それぞれプラスマイナス150円とします。
個人投資家としての注目は、日銀がこれまで行ってきたETFの買い入れの内、2.7兆円がTOPIX連動型ETFとなった事です。動く銘柄、動かない銘柄の選別が進む可能性が高いですから、意識した投資戦略をとり、銘柄によってはポジションの再構築を図ってもよかもしれませんね。