アドソルが続急伸、９月１６日付で東証１部へ、記念配と１対２株の株式分割も同時に発表

　アドソル日進<3837.T>が続急伸。前週末９日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、９月１６日付で東証２部から東証１部へ指定されることになったと発表しており，ＴＯＰＩＸ連動ファンドなどによる買い需要発生を先取りする形で買われている。

　同社は大企業向けの大規模システムの開発に強みを持つ独立系のシステム開発会社。１７年３月期連結業績は、売上高１０５億円（前期比０．４％増）、経常利益６億５００万円（同１０．０％増）を見込む。

　また、あわせて東証１部指定を記念して記念配当を実施すると発表しており、これも好材料視されているようだ。中間配当について、従来計画していた普通配当１４円に加えて４円の記念配当を行い１８円にする。なお、年間配当は３１円（従来計画２７円）を予定している。

　さらに、９月３０日を基準日として１対２株の株式分割を実施する。投資単位当たりの金額を引き下げることで、株式の流動性の向上と投資家層のさらなる拡大を図るのが目的。効力発生日は１０月１日。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）