ニフコが４連騰で反騰局面入り、ＳＭＢＣ日興証券が投資評価「１」継続

　ニフコ<7988.T>が４連騰で反騰局面入りを明示している。自動車向けなど工業用ファスナーのトップメーカーで株価は２０１３年以降、機関投資家の継続的な組み入れニーズを背景に揺るぎない一貫した上昇トレンドを形成している。

　ＳＭＢＣ日興証券が３１日付けで同社の投資評価を「１」継続（目標株価は６２００円）でフォローしており、これが足もとの株価上昇を後押ししている。

　１７年３月期第１四半期決算発表後の株価パフォーマンスは－１０．８％とセクター平均の＋２．２％から 出遅れ感が大きいと指摘。ファンダメンタルズに同社固有のリスクはなく、（１）高収益性（２）積極的な株主還元、から再注目される可能性が高いとしている。なお、目標株価６２００円は１７年３月期予想１株利益３８４．６円にＰＥＲ１６倍（過去５年平均）を乗じて算出したもの。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）