UACJなど非鉄株が業種別値上がりトップに、円高と景気減速懸念後退で見直し機運

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/08/30 11:06
 UACJ<5741.T>が一時5%高と大きく上値を追ったほか、住友金属鉱山<5713.T>DOWAホールディングス<5714.T>東邦チタニウム<5727.T>三井金属<5706.T>など非鉄株が買いを集め、業種別上昇率では33業種中トップとなっている。

 ここにきて鉄鋼や化学、非鉄といった素材関連株への物色人気が高まっている。市況低迷や円高による収益デメリットを根拠とした売りが一巡しており、日米金利差拡大思惑を背景とした円安の流れやブレグジット・ショックによる世界景気減速懸念の後退が見直し買いにつながっている。非鉄株はチタン関連など天井が高く、値動きの早い銘柄も多いことで個人投資家資金の参戦も見込みやすい。また、化学セクターながら、酸化チタンを手掛けるチタン工業<4098.T>が人気となり、東証1部上場銘柄のなかで上昇率トップに買われている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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