利上げ観測がドル押し上げ・・・・・

今夜はＰＣＥコア価格指数に注目・・・・・

先週金曜日の海外市場では、ジャクソンホール・シンポジウムでイェレン・ＦＲＢ議長が、「利上げの根拠、この数ヶ月で強まった」と述べ、これを受けて、ドルが買われ始めました。

しかし、利上げの時期を示す発言は無く、一旦、ドルは反落。ところが、フィッシャーＦＲＢ副議長が「議長発言が9月利上げの可能性と整合する」とした為、ドル円は101.90円台まで上昇幅を拡大しました。

週末になると、黒田日銀総裁も追加緩和の可能性に言及。週明けのドル円は102円台を回復。日経平均株価も急反発となり、ドル円は現在、102.30円台まで一段高となっています。

本日は、米個人所得/消費支出とＰＣＥコア価格指数が注目されます。ＰＣＥコア価格指数が予想の+0.1%を上回ると、9月利上げ観測が強まる為、ドル円は103円付近まで買われる可能性が高まります。