国内大手証券、コールセンター関連株の強気継続 トランスコスモスの目標株価引き上げ

　ＳＭＢＣ日興証券では１８日、トランスコスモス<9715.T>、りらいあコミュニケーションズ<4708.T>、ベルシステム２４ホールディングス<6183.T>のコールセンター大手３社に対する投資評価の「１」を継続し強気見通しを示した。幅広い業種でカスタマーサポートやデータ入力などの受託業務が増加し堅調に推移している。

　トランスコスモスはコールセンター、ＢＰＯ（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）、デジタルマーケティングの各分野が好調であり、同証券では目標株価を３５００円から３７００円に見直した。りらいあは、フィリピンのコールセンター２社を買収したほか、国内コールセンター業務は電力自由化や官公庁の調査対応などで引き続き好調。目標株価は１３００円としている。ベル２４ＨＤは、既存顧客向けの継続業務の拡大や伊藤忠商事<8001.T>グループとの協業案件の増加により今下期以降に業績が本格回復すると予想。目標株価は１６００円としている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）