8月下旬には変化日が到来
日経平均株価は8月4日に1万5,921円まで下落しましたが、1万6,254円で取引を終えました。その後は、小幅調整が続いています。前回「ボックス相場に入り、レンジ内での動きに終始する可能性がある。ただ、短期的には上昇トレンドが継続中で、株価の波動は4波ではないか」と解説しました。調整波が続き、想定レンジ内の動きに終始した一週間となりました。
NYダウは高値を更新後、小動きながら調整に転じていましたが、雇用統計の結果を受けて反転、上昇に転じています。ドル円は現在、102円台までドル買いが進んでいます。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
中長期的なボックス相場に入った可能性が高い日経平均株価は、中長期的な視点に立った場合、ボックス相場のレンジ内で動く可能性が高いでしょう。株価チャートを見ても、日銀がETF(上場投資信託)の買い入れ金額をほぼ倍増させたことで、株価は今後、下落すれば買い支えられるため、下値が堅くなる可能性が高いでしょう。
ただし、戻り売りが多いことも見て取れますから、短期的には株価がリバウンドに転じてもボックス相場の範囲内にとどまり、かつ株価の波動は5波になるのではないかと推測されます。リバウンドに転じた場合、短期的なレンジの上値は1万7,100円、下は1万6,200円、それぞれプラスマイナス150円とします。
今週、来週は夏休みに入る投資家も多くなりますので、無駄にポジションを取って、利益を削るような取引は控えましょう。株価チャートでは8月下旬頃に変化日がありますので、そちらを見据え、短期売買を中心にしっかりと利益を確定しましょう。
NYダウは高値を更新後、小動きながら調整に転じていましたが、雇用統計の結果を受けて反転、上昇に転じています。ドル円は現在、102円台までドル買いが進んでいます。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
中長期的なボックス相場に入った可能性が高い日経平均株価は、中長期的な視点に立った場合、ボックス相場のレンジ内で動く可能性が高いでしょう。株価チャートを見ても、日銀がETF(上場投資信託)の買い入れ金額をほぼ倍増させたことで、株価は今後、下落すれば買い支えられるため、下値が堅くなる可能性が高いでしょう。
ただし、戻り売りが多いことも見て取れますから、短期的には株価がリバウンドに転じてもボックス相場の範囲内にとどまり、かつ株価の波動は5波になるのではないかと推測されます。リバウンドに転じた場合、短期的なレンジの上値は1万7,100円、下は1万6,200円、それぞれプラスマイナス150円とします。
今週、来週は夏休みに入る投資家も多くなりますので、無駄にポジションを取って、利益を削るような取引は控えましょう。株価チャートでは8月下旬頃に変化日がありますので、そちらを見据え、短期売買を中心にしっかりと利益を確定しましょう。