大阪製鉄が後場下げ幅を拡大、未定としていた17年3月期は2ケタ営業減益見込む

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/07/28 13:51
 大阪製鉄<5449.T>が後場に入り下げ幅を拡大している。午後1時ごろ、未定としていた17年3月期の連結業績予想について、売上高600億円(前期比9.7%増)、営業利益69億円(同14.8%減)、純利益40億円(同61.4%減)を見込むと発表しており、2ケタ営業減益見通しを嫌気した売りが出ているようだ。

 今年3月に東京鋼鉄を連結子会社化したシナジーを期待するものの、第1四半期の鋼材売上数量が落ち込んだことや、需要の先行きが不透明であることなどから、減益を見込んでいる。なお、配当予想についても未定としていたが、中間期に前年同期と同じ12円50銭を実施することとし、期末については引き続き未定としている。

 同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高132億2000万円(前年同期比11.2%減)、営業利益10億2200万円(同35.8%減)、純利益2600万円の赤字(前年同期6億8700万円の黒字)だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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