新電力各社の投資需要が追い風に
16年4月からスタートした「電力小売りの全面自由化」で新電力各社のビジネスチャンス拡大が市場でも強く意識されている。その台風の目となり得る企業として注目されていたイーレックス<9517>などは3月初旬の1200円台から直近は2800円台まで上値を伸ばし、期待通りに株価の居どころを大きく変えている。
「電力自由化」は、地域独占などの規制を緩和することにより、既存の電力会社にとどまらず業界の垣根を越えた参入を促し、企業や個人の選択肢を増やす。そして同時に供給する側も競争原理が働くことで、マーケット全体が活性化され、新たな成長局面を創出する。
そうしたなか、これまでとは違った切り口で株価の見直し余地にスポットが当たっているのが電力プラント工事会社だ。
規制緩和で従来の工場などの大口顧客から一般家庭向けなどの小口顧客に電力供給することができるようになり、新電力各社の対象とする裾野が大きく広がった。これが発電所建設などの投資拡大を促し、プラント工事会社の受注の絶対量を増やしている。
「電力自由化」は、地域独占などの規制を緩和することにより、既存の電力会社にとどまらず業界の垣根を越えた参入を促し、企業や個人の選択肢を増やす。そして同時に供給する側も競争原理が働くことで、マーケット全体が活性化され、新たな成長局面を創出する。
そうしたなか、これまでとは違った切り口で株価の見直し余地にスポットが当たっているのが電力プラント工事会社だ。
規制緩和で従来の工場などの大口顧客から一般家庭向けなどの小口顧客に電力供給することができるようになり、新電力各社の対象とする裾野が大きく広がった。これが発電所建設などの投資拡大を促し、プラント工事会社の受注の絶対量を増やしている。