2016年資産横ばいを脱出せよ!ワンランク上を目指すテクはこれだ!

著者:大内崇
投稿:2016/07/11 09:26

減りもしないが増えもしない…なんとももどかしい状態、それが「横ばい」

横ばいを脱する方法を知りたい!
2016年も半分以上を過ぎましたが、皆様の運用成績はいかがでしょうか。
日経平均でみると2015年年末の日経平均が19,033.71円、2016/7/8の終値が15,106.98円、つまり約マイナス20%となってます。
正直これなら資産横ばいなら勝ってる方といえそうですね。(;´Д`)

とはいえ相場つきのせいにしてしまえば話はおわっちゃいます。
こんな相場でも利益を出し続けている人はいますから、どうやってこの横ばいを脱出すべきか、この機会に考えてみましょう。

まずは一時的な停滞なのか深刻な機能不全なのか見極めよう

見極めが大事
まずは自らの状況をはっきり理解できてるかを確認することが肝心です。
その方法ですが「停滞の原因がはっきり人に説明できるか」これが見極めのポイントになります。

これが先ほどの「相場つきのせい」という説明ではダメダメ。(乂`ェ´*)
この相場だとなぜ利益が上がらないのか、もっと踏み込んだ説明ができないといけません。

この説明ができない、またはなんだかよくわからない、という場合は「深刻な機能不全」に陥っていると言ってよいでしょう。
このままトレードを継続するのはよくない、危険な状態です。

資産停滞の原因はこんなにある!

原因はシステム(ルール)のせい?
原因を考えるとすぐ「今の手法が古くなった」「今の手法と相場が合ってない」などと、手法やシステムに原因をすぐに求めがちです。
ですが、資産停滞の理由というのはざっと考えてもこんなにあります。

・売買手法の機能不全
 ー明らかに期待値マイナス
・スリッページ
 ー流動性不足
・手数料
 ー値上げ等
・制度の変更
 ー税制
 ー取引ルール
・どうやっても取りづらい相場である
 ー小動きの横ばい相場など
・マネーマネジメントの間違い
 ーリスクの取り過ぎ
 ーリスクの取らなすぎ
 ー売買ルールへの資金配分の間違い
・環境の変化
 ー取引所のシステム変更
 ー証券会社のツール・サービスの停止
 ー個人的な取引環境
  ートレードに集中できない要因
・資金量と売買ルールのミスマッチ
 ー少ない資金だからこそ活きるシステムやその逆がある
・一時的なゆらぎ

これでもまだ一部。他にもたくさんあるでしょう。
安直な判断をおこなうと資産停滞からは抜け出せないですよ!

資産停滞への対処法

マイペースを崩すな!
まずやることは原因究明。
原因さえわかれば対処方法もおのずと出てきます。

問題は簡単に対処できない問題だったり、理由が不明の場合です。
その場合は戦略の大幅入れ替えや、一旦の減資、運用の一時休止など思い切った改革が必要でしょう。

大事なのはやれることをやったら「回復待ち」に入ること。かってに焦っても急には資産は増えません。

以下の心構えを持って、回復期まで耐え忍びましょう!
・やることやったら気に病まない
・人は人、自分は自分
・スランプは誰にでもある
・横ばいならよし、好機を待つべし
・停滞を甘受するのも一つの道

急にズバッと自体が好転することは少ないです。
長期的視点であくまで自分のペースで利益を取れる体制への変化を行いましょう!
大内崇
有限会社ツクヨミ エンジニア兼セミナー講師
配信元: 達人の予想