明日の東京株式市場見通し
あす(8日)の東京株式相場は、米6月の雇用統計発表を目前にして、その内容を見極めたいとの心理から売り買いともに一段と手控え姿勢が強まりそうだ。
市場関係者からは「前回の米5月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比3.8万人増(予想は16万人増程度)と極端な落ち込みを示し、波乱を招いたことから、今月の内容に注目が集まる。今回は前月比18万人増程度と予想されているが、再度極端に雇用の減速傾向を反映する結果となった場合は、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利上げに対して慎重姿勢をより強めるとの受けとめから、円高・ドル安が加速する可能性もある」との見方も出ていた。
7日の東京株式市場は、一時前日比でプラスに転じる場面があったものの、総じて売り優勢の推移。外国為替市場での他通貨に対する円高進行が重荷となり、大引けにかけて下げ幅を広げた。日経平均株価終値は、前日比102円75銭安の1万5276円24銭と3日続落した。
市場関係者からは「前回の米5月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比3.8万人増(予想は16万人増程度)と極端な落ち込みを示し、波乱を招いたことから、今月の内容に注目が集まる。今回は前月比18万人増程度と予想されているが、再度極端に雇用の減速傾向を反映する結果となった場合は、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利上げに対して慎重姿勢をより強めるとの受けとめから、円高・ドル安が加速する可能性もある」との見方も出ていた。
7日の東京株式市場は、一時前日比でプラスに転じる場面があったものの、総じて売り優勢の推移。外国為替市場での他通貨に対する円高進行が重荷となり、大引けにかけて下げ幅を広げた。日経平均株価終値は、前日比102円75銭安の1万5276円24銭と3日続落した。