イベント通過で本来の相場に
先週の日経平均はここのところなかった大きな下げとなり、週を通しては1000円近い下げとなりました。
指数は大きく動いていますが、個別銘柄では動きは全く異なり、新興市場の小型株などは,
直近値を飛ばして上げていた分、落ちるスピードも速くて株価が直近で半値に近くになるようなものまで結構出ており、体感的には暴落と言っていいような動きをしています。
一方、日経平均や大型株の方は、指数に比べてそこまで下がっていないものも多くあり、大きな暴落というよりは、いい押し目を作ったという程度の下げになっています。
そもそも、先週から今月末までの2週間は日経平均は上昇期間に入っているため、16500円~16900円あたりを目指して動くのが本来の流れなのですが、それに反して先週16000円を割れて下げるということは、イレギュラーな動きです。
FOMCや日銀の緩和期待、英国のEU離脱、などイベントが集中しているために起きたものなので、それが通過すればまた元の相場に戻ってきます。
FOMCで利上げは見送り、日銀の追加緩和はない、という結果に終わりましたが、それを警戒して売られていただけに、イベントが終わって通過することに意味があります。
結果はどうであれ、その結果を見越して事前に株価は動いているので、結果がどうなるかを予測してもあまり意味がありません。
残すところのイベントは6/23のEU離脱を問う国民投票ですが、これもすでにずいぶん前から報道されていることなので、株価には織り込まれています。
EUから離脱する、しないにかかわらず、イベントを通過したことでこのような迷いとなる外的要因がなくなるため、本来の株価に戻ることでしょう。
イレギュラーな動きをする前の、16500円の下に空いた窓埋めまでは比較的に早いうちに戻りやすいのでここをめどに下がったところは押し目買いのスタンスで見ていきます。
指数は大きく動いていますが、個別銘柄では動きは全く異なり、新興市場の小型株などは,
直近値を飛ばして上げていた分、落ちるスピードも速くて株価が直近で半値に近くになるようなものまで結構出ており、体感的には暴落と言っていいような動きをしています。
一方、日経平均や大型株の方は、指数に比べてそこまで下がっていないものも多くあり、大きな暴落というよりは、いい押し目を作ったという程度の下げになっています。
そもそも、先週から今月末までの2週間は日経平均は上昇期間に入っているため、16500円~16900円あたりを目指して動くのが本来の流れなのですが、それに反して先週16000円を割れて下げるということは、イレギュラーな動きです。
FOMCや日銀の緩和期待、英国のEU離脱、などイベントが集中しているために起きたものなので、それが通過すればまた元の相場に戻ってきます。
FOMCで利上げは見送り、日銀の追加緩和はない、という結果に終わりましたが、それを警戒して売られていただけに、イベントが終わって通過することに意味があります。
結果はどうであれ、その結果を見越して事前に株価は動いているので、結果がどうなるかを予測してもあまり意味がありません。
残すところのイベントは6/23のEU離脱を問う国民投票ですが、これもすでにずいぶん前から報道されていることなので、株価には織り込まれています。
EUから離脱する、しないにかかわらず、イベントを通過したことでこのような迷いとなる外的要因がなくなるため、本来の株価に戻ることでしょう。
イレギュラーな動きをする前の、16500円の下に空いた窓埋めまでは比較的に早いうちに戻りやすいのでここをめどに下がったところは押し目買いのスタンスで見ていきます。