明日の東京株式市場見通し
10日の東京株式市場は、来週に相次ぐ日米の金融政策決定イベントを控えた週末とあって、一段と模様眺め気分が強まりそうだ。株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出で、朝方の売買代金は膨らむものの、その後は見送り商状となりそうだ。
外国為替市場では、9日午後4時過ぎから円高・ドル安が一段と加速し、対ドル円相場は、前週末3日の米5月雇用統計発表直後の水準を突破して、一時1ドル=106円30銭近辺と、5月4日以来約1カ月ぶりの高水準となっている。
市場関係者からは「日経平均株価の5日、25日、75日の3本の移動平均線がきょうの終値近辺で、ほぼ45円幅と極めて狭い範囲に集中しており、相場の煮詰まり感を表している」との見方が出ていた。
9日の東京株式市場は、売り優勢で始まったものの、外国為替市場での円高・ドル安の進行を嫌気して次第安の展開となり、日経平均株価は一時、前日比243円安まで売り込まれる場面があった。ただ、後場後半は下げ渋りをみせ、終値は前日比162円51銭安の1万6668円41銭と3日ぶりの反落となった。
外国為替市場では、9日午後4時過ぎから円高・ドル安が一段と加速し、対ドル円相場は、前週末3日の米5月雇用統計発表直後の水準を突破して、一時1ドル=106円30銭近辺と、5月4日以来約1カ月ぶりの高水準となっている。
市場関係者からは「日経平均株価の5日、25日、75日の3本の移動平均線がきょうの終値近辺で、ほぼ45円幅と極めて狭い範囲に集中しており、相場の煮詰まり感を表している」との見方が出ていた。
9日の東京株式市場は、売り優勢で始まったものの、外国為替市場での円高・ドル安の進行を嫌気して次第安の展開となり、日経平均株価は一時、前日比243円安まで売り込まれる場面があった。ただ、後場後半は下げ渋りをみせ、終値は前日比162円51銭安の1万6668円41銭と3日ぶりの反落となった。