ドル円は株価・原油睨みで揉み合い・・・・・

株高続けば、108円台回復か？・・・・

昨日の海外市場では、先週金曜日の米雇用統計を受けて売られた米国株に見直し買いが入り、又、原油先物相場も堅調な推移となった事から、リスク志向が改善。ドル円は他のクロス円と共に、比較的堅調な地合いを取り戻しました。

その後、イエレン・米ＦＲＢ議長が「雇用統計に失望し、懸念」と述べた為、一時的にドルが売られる動きも見られました。しかし、最終的には、利上げを急がないとの見方が米国株を一段高に導いた為、ドル円も107円台後半まで上げ幅を拡大する動きとなりました。

本日の東京時間には、ポンドドルに誤発注があった模様で、一時的にドルが売られる動きが強まりましたが、日経平均株価が上昇幅を拡大する動きとなった事から、ドル円は比較的落ち着いた展開を続け、一時、107.90円に迫る動きも見られました。

本日の海外時間には、重要な経済指標うの発表も予定されておらず、ドル円は、欧米株価や、原油先物相場の動向を横目に、神経質な展開に終始しそうです。現在、欧州株は買い先行となっている為、この地合いが続けば、ドル円は108円台回復を目指す可能性もありそうです。