明日の東京株式市場見通し
27日の東京株式市場は、伊勢志摩サミット首脳宣言の内容やオバマ米大統領の広島訪問が市場の関心を集めることになりそうだ。ただ、首脳宣言が株式相場に直接インパクトを与えるような内容となる可能性は少ないとの見方が多い。したがって、全体相場は週末控えということもあり買い気の薄いなか軟調な推移が予想される。
市場関係者からは「サミット首脳宣言については、財政出動で参加各国の足並みが予想以上にそろうなどの結果が出ない限り株式市場への影響は限定的となりそうだ。それよりも、引き続き外国為替市場での円相場に株価が左右される動きとなりそうだ」としていた。
26日の東京株式市場は寄り付き買いが先行し、日経平均株価は一時、前日比200円高まで買い進まれ1万7000円に迫る場面があったものの、その後は戻り売りに押され伸び悩み、大引けにかけて値を消す展開となった。日経平均株価終値は、前日比15円11銭高の1万6772円46銭の小幅続伸。東証1部の売買代金は1兆8343億円と6日連続で2兆円の大台を下回っている。
市場関係者からは「サミット首脳宣言については、財政出動で参加各国の足並みが予想以上にそろうなどの結果が出ない限り株式市場への影響は限定的となりそうだ。それよりも、引き続き外国為替市場での円相場に株価が左右される動きとなりそうだ」としていた。
26日の東京株式市場は寄り付き買いが先行し、日経平均株価は一時、前日比200円高まで買い進まれ1万7000円に迫る場面があったものの、その後は戻り売りに押され伸び悩み、大引けにかけて値を消す展開となった。日経平均株価終値は、前日比15円11銭高の1万6772円46銭の小幅続伸。東証1部の売買代金は1兆8343億円と6日連続で2兆円の大台を下回っている。