CTCが4日ぶり反発、共同で中国電力のスマートメーター運用管理システムの基盤構築

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/05/20 11:08
 伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>が4日ぶりに反発。19日の取引終了後、同社と中国電力<9504.T>、EMCジャパン(東京都渋谷区)およびヴイエムウェア(東京都港区)が、共同でネットワーク仮想化技術を活用したスマートメーター運用管理システムの基盤を構築したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。

 同システム基盤の構築は、CTCが、EMCのデータ記憶装置と、ヴイエムウェアのネットワーク仮想化ソフトウエアを最適な形で組み合わせることで実現したもの。中国電力では広島県および岡山県に1カ所ずつ同様の機能を持たせた計算センターを設置・運用しているが、電力の小売り全面自由化に合わせたスマートメーターの導入に伴い、同メーターで記録した30分ごとの電気使用量など、従来に比べて大幅に増加する顧客データをより安全かつ確実に管理するためのシステム基盤の構築が必要となっており、これに対応するためシステム基盤を構築したという。なお、広島~岡山間(約140キロメートル)の長距離間での仮想環境構築は国内最大規模となるという。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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